Adobeは、2019年3月にラスベガス行われたAdobe Summitで、業界初の会話型アカウントベースドエクスペリエンス(ABX)機能となるConversational ABM™ for Marketo Engageを発表しました。これは、B2B顧客の購買チームを特定、把握、エンゲージするための新しいソリューションです。Conversational ABM™ for Marketo Engageは、Adobe Experience Cloudの一部であるMarketo Engageのユーザー向けに提供を開始します。これによりマーケターは、パーソナライズされたリアルタイムな会話で、ターゲットのアカウントが訪問するすべてのwebサイトをパーソナライズすることができます。

 

Adobeのプレスリリースは、こちら

https://www.adobe.com/jp/news-room/news/201903/20190329-summit-adobe-drift-marketo-engage.html

 

 

Marketo EngageとDriftを連携することによってマーケターは、webサイトの訪問者が購買プロセスのどの段階にいても、パーソナライズしたアカウントベースの会話を実現し、購買者が今日期待しているVIP体験を提供できます。

 

Drift社のサイトは、こちら

https://www.drift.com/integrations/marketo/

 

ターゲットのアカウントリストをDriftと連携するだけで、Marketo Engageの顧客は、webサイトの各訪問者をチャットボットや関連性のあるABXコンテンツでターゲティングしたり、セールス担当者と直接つながることができます。Conversational ABM™ for Marketo Engageでは、B2Bマーケターの間で昨今急激に成長しているライブチャットがMarketo EngageのABXソリューションに追加され、Marketo EngageとDriftのユーザーは以下を実現することができるようになります。

 

優先企業顧客とのミーティングを瞬時にスケジュール

過去に特定された戦略的な企業顧客の担当者がブランドのwebサイトを訪問すると、webサイトのフォームをスキップして、その企業顧客を担当するセールス担当者と瞬時にミーティングを設定することができます。これは、時間帯を問わず、webサイトを訪問している間に実行されます。
より迅速に主要アカウントの適切なセールス担当者と適任者をつなぐ:

Conversational ABM™ for Marketo Engageは、マーケティング クオリファイド アカウント(MQA: Marketing Qualified Account)に自動的につながり、企業顧客を担当するセールス担当者の間で直接会話を開始します。
顧客ごとにパーソナライズした体験を創出

顧客が購買のどの段階にいるかに合わせて、webサイトを訪問する度に顧客の購入経路の状況に応じてパーソナライズされた独自の体験を提供します。
会話によるマーケティングの効果を証明

マーケターは、Conversational ABM™ for Marketo Engageによるすべての会話を把握して、収益に結び付けることができるようになります。

 

さらにMarketo Engageは、Global Platinum Marketo PartnerであるWPPグループ傘下の「Verticurl」を推奨パートナーとして迎え、Conversational ABM™ for Marketo Engageとマーケターが現在利用するマーケティングテクノロジースタックや顧客体験戦略、マーケティングオペレーションプロセスの連携を行うことを発表しました。Marketo Engageのユーザーは、世界20か国以上に在籍する「Verticurl」のマーケティングテクノロジーおよびABXのコンサルタントのグローバルチームによるサポートを受けることが可能です。